やぁん?ヤドエンペラーです。
今日は「数字」についてお話ししようと思います。
なぜ数字(データ)が大切なのか
現状や物事の結果を示す指標の1つ
だからです。
例えば,身長170cmの人がある日体重を測ると65kgだったとします。
3か月後に体重を測ったとき,70kgでした。
「5kgの体重の増加で,その人は【太った】という認識」をするわけです。
もちろん,顔がふっくらしたとか,二重顎になったとか,おなかが出てきたとか様々な外見の変化はあります。
しかし,外見の変化ではどのくらい太ったのか比較ができません。
そこで「5kg」という数字でどのくらい太ったかを判別しているわけです。
これが,3か月で0.5kgの増加だけだったら,「ほとんど変わっていないな」という認識に変わるわけです。
いろいろな側面から数字を見る (具体例で検証)
もう一つ例を出します。
Aさんは数学のテストで100点中「85点」をとりました。
そのテストの受験者は40名で「平均点は75点」だったとします。
①この結果を聞いて,どんなことを思いますか?
「Aさんは平均点より10点高かったから上位のほうなんだ!」や「Aさんは何位くらいだったのだろう」といったようなことを考えると思います。
では,情報を追加して,「40名中18位」だったとしましょう。
②この情報を追加するとどんなことを思いますか?
「平均点より10点上だったのに,思ったより上位でなかった」と思う人もいれば,「この点で18位ってことはAさんの得点と似たり寄ったりの人が多かったのかな」と思う人もいると思います。
このように,情報が増えれば増えるほど,そのデータのもつ意味というものが見えてきます。
さらに,もう一つ情報を追加しましょう。
「1問10点の問題があり,その問題は1人を除いて0点だった」という情報が加わったとしましょう。
③そうするとどんなことが分析できるでしょうか。
「Aさんはその問題以外では5点しか失点していないのだな」とか「その問題で得点した人がトップなのかな」といったことが推定できます。
このように,情報が追加されるごとにいろいろな状況が見えてきます。
数字(データ)を見るときの注意点
では,数字(データ)を見るときに何を注意すればいいのでしょうか。
「見えている数字(データ)だけで自分の必要とする情報が得られているかどうか」
さきほどの例でもそうですが,情報が追加されるごとにいろいろな状況が見えてきました。
今自分が持っている情報の量で,果たして十分なのでしょうか?
おわりに
「このことが何の役に立つのか?」
ニュースを見るときに役立つと思います。
ニュースから情報を得るときに数字(データ)が出てくることが多いです。
ニュースではインパクトを与えるなどで,数字(データ)が独り歩きしていることが多いです。
その数字にまつわる情報を様々な手段(ネットで調べるetc)で追加で取得することで情報をより正確に把握できるはずです。
情報をより正確に把握して賢くなろう!
最後まで読んでくださって,ありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ちょうど1か月前の記事は・・・?