やぁん?ヤドクイーンです。
この本を読みました。
- 書名 『すごいメモ。』
- 著者 小西 利行
- 出版社 かんき出版
- 255ページ
(読みはじめ:07/25→読み終わり:08/01)
どんな本?
企画、アイデア、プレゼン、会議、こんな使い方があったんだ!サントリー「伊右衛門」ほか数々の名作CM・ヒット商品を量産してきた魔法のメモ術を初公開!著者のおともだち、伊坂幸太郎氏のメモ術も掲載!
出典:アプリ[読書管理ビブリア]より
この本を手にとった理由
新入社員のときに上司からこう言われました。
「ちゃんとメモ取った?」
上司に言われる前から、メモをあまり取っていないという自覚はありました。
「私が書きたいと思ったときにメモするんだから指摘しないでよ!」と心の中でつぶやく若い頃の私。
というのも、ちょろちょろっと書いた程度のメモでも、記憶を頼りにそこそこの議事録とかを作れるからです。
でも、メモの技術はあるに越したことない。
そんな記憶を思い出し、読んだのでした。
感想
印象に残った文章を引用しながら、自分の感想を述べます。
メモの持つ役割
p.3、p.5
メモはいい仕事をするうえで大切な5つのポイントに関わっています。
①整理(仕事の条件や要点を整理する)
②設定(課題を見つける。目的を決める)
③考察(何が有効な解決策か考える)
④発見(新しいアイデアへたどり着く)
⑤指示(部下やチームに役割を伝える)
メモという単語だけを聞くと、「聞いたことを紙などにメモする」というような動作を私は思い浮かべました。しかし、上の5点のように、メモの役割があることに改めて気がつきました。
例えば、「電話を受けて誰かに伝言を伝える」ということもメモであり、電話の要件を①整理して、メモを渡す相手に折り返し電話をお願いするといった⑤指示をする、と考えることができます。
他にも、「何かアイデアを出すために、紙に思いつくままに書き殴ったりする」ということもメモであり、これは①整理、②設定、③考察、④発見を無意識に実行していることになります。
一言でメモと言っても、たくさんの意味があるのです。
未来の自分が見て分かるメモ
p.12
記憶力に頼らず、時間が経っても腐らないメモを書く技術が必要が必要です。いつでも、メモを見るだけででそのときの発言やポイントが思い出せて、何を考えるべきかが、すぐにわかるメモ。未来の自分に、考えるきっかけを残すメモを書くべきなのです。
p.30
「すごくいいことを思いついたぞ」とか「いい話を聞いたなあ」と思っても、次の日には、いや、たった数分後でも忘れていることは多いはず。だからまず、未来の自分をまったく信用しないこと。
メモを見るだけでそのときの記憶がよみがえるようにすることが大切である。当たり前のことですが、意外と実践できていないように感じます。
ぶわーっとメモして、後で整理しようと思っても、整理できるときもあれば、整理できないときもあります。
その違いは、メモの内容によるもの。著者の言うように、未来の自分がそのメモを見て理解できるものであれば、後で整理というのが可能なのです。
前述の「この本を手にとった理由」に書いた、私がちょろちょろっと書いたメモでもそこそこの議事録を作ることができるのは、以下2つの理由があると思いました。
知らずのうちに、後で整理可能なメモを書いているから。すべてそうというわけではないですが。
メモが腐る前に、つまり鮮度が失われていないうちに、議事録を作成しているから。
未来の自分が、これ何だっけ?となるのではなく、内容を思い出し、続きを生み出すことができるようなメモを書くように心がけたい!
順番通り
p.65
人は、順番通りだとホッとします。バラバラになっているトランプを順番通りに並べると、なんだかちょっと安心するように、古いものから新しいものに並んでいたりすると嬉しくなるのです。
それは、順序が秩序を生み、頭が整理されるから。
なるほどと思いました。確かに並びかえる前と後で、全然スッキリ度が違う。
例えば、バラバラの書類をナンバリングするだけで整理されたように感じます。ナンバリングがあることで、その書類を探しやすくもなり効率も上がります。
ーーー余談ですが、秩序って言葉、なんだかかっこいい(笑)
感想まとめ
『すごいメモ。』のタイトルのとおり、あらゆるメモ技術の紹介のあった本でした。
この記事には書ききれていないメモの書き方・活用法もあるので、また忘れた頃に読み返してみたいと思います。
メモを効果的に活用できるようにします!
この本に出会えたことに感謝。
おわりに
Amazonのリンクを貼ります。
最後まで読んでくださって、ありがとうやぁん♡